窓のサッシって何にしたらいいの?
暖房費ってどれくらい違うの?
どのサッシがオススメか
暖房費はどれくらいか解説していくよ!
サッシを樹脂にすると断熱性能があがるという話を聞いたことないでしょうか?
実際断熱性が上がれば暖房費を抑えることができます!
そこでフィナンシャルプランナーと簿記の資格を持った数字に強い柴犬が解説していきます!
サッシと暖房費
結論
地域によって暖房費は変わりますので、1~7地域に分けて計算しました。
以下の場所を代表点として計算しました。
地域NO | 場所 |
1 | 北海道稚内市 |
2 | 北海道札幌市 |
3 | 岩手県盛岡市 |
4 | 宮城県仙台市 |
5 | 埼玉県さいたま市 |
6 | 愛知県名古屋市 |
7 | 鹿児島県鹿児島市 |
1日6時間暖房を使用すると仮定すると、以下のような結果になりました。
6地域で、窓面積15m2程度とすると、アルミ樹脂複合サッシから樹脂サッシにしても600円/年程度しか暖房費は変わらないようです。
考え方
①断熱材やサッシの性能から家のUa値を計算
②Ua値と暖房費の関係は以下の記事で計算しているので、
サッシと暖房費の関係を計算
試算内容
Ua=Σ(各部の熱貫流率)×(各部の面積)/全体の面積という感じで計算します。
タマホームの断熱材で、アルミ樹脂複合サッシと樹脂サッシだと、窓面積×Ua値がどれくらいか計算してみました。
窓面積15m2だとすると、アルミ樹脂複合か樹脂サッシでUa値は0.5か0.45くらいの差があります。
前提条件
・床:ポリスチレンフォーム3種
・壁:グラスウール14K
・天井:グラスウール14K
・アルミ樹脂複合サッシ:2.33W/(m2・K)
・樹脂サッシ:1.31W/(m2・K)
・熱橋:0.88W/(m2・K)
試算モデルの妥当性確認
自分で試算してみた結果と公表されている値を比べると、どれもほぼ一致したので、Ua値の試算の仕方は間違っていないようです。
サッシと結露
結露とは?
空気が冷えて、水を空気に含めなくなると結露します。
上の表は、温度と空機に含める水の最大量の関係 を表してます。
左上の位置になると結露します。
例をあげると、室温30℃、湿度50%(緑の点)の環境で、窓際が18℃以下だと、結露することになります。
サッシ、スペーサーとは?
サッシとは窓の枠のことです。スペーサは窓の間に入っている部品になります。
ガラスよりも熱を通しやすいので、結露するのか決めるのに重要となってきます。
サッシなどが違うとどれくらい結露しにくいのか?
結論
結露を防ぎたいなら樹脂サッシにすることがオススメです!!
さらに、ー5℃を下回る地域では一条工務店のようなトリプルガラスがオススメです。
理由として、部屋の室内温度22℃、湿度70%とすると、結露温度は以下のようになり、
たいていの地域では5℃を下回るので、樹脂サッシがオススメです。
試算内容
窓温度が何℃で結露するのか?
上のグラフより、室温22℃、湿度70%とすると、13.6℃で結露することがわかりました。
外気温と窓表面温度の関係は?
窓熱貫流率をh1、室内窓境界熱貫流率をh2とする。
窓から逃げる熱量=室内から窓に逃げる熱量 より
h1(T-To)=h2(Ti-T)
T=(h1To+h2Ti)/(h1+h2)
という感じで窓表面温度Tを計算します。
前提条件として、h1,h2の熱貫流率[W/(m2・K)]は以下のようにおいています。
h2=2。
参考:熱貫流率
ちなみに、熱貫流率と結露する外気温度の関係は以下のようになっています。
試算モデルの妥当性確認
アルミサッシの家で外気温度0℃、室内温度22℃の際に、実測した値と試算値を比べると以下のようになり、妥当性が確認できました。
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